アスパラガスの皮むきってするの?疑問に思いますよね。旬でスーパーに並んでたから買ってみたけど…下ごしらえがわかりにくい野菜ですよね。
アスパラガスの「はかま」は毒ではないです。ヒラヒラの葉は、、愛なんです。
実は、この「はかま」のヒラヒラを1枚ぺらっとめくって見て下さい。
あらま!
そのめくった時に、細い茎の芽がありますでしょ?その芽を寒さから守っているんですって!こんなにもぴったりとくっついて守ってくれるなんて 「愛」です。
特徴のある野菜のアスパラガスだけど、ヒラヒラしている三角の部分、「はかま」の部分って色も微妙に紫のような、緑のような不思議な感じですよね?カタチも三角だけど猛獣の爪みたいな形だし…

あれって知らない人からすると、毒でもあるのかな?と思ってもおかしくないかも…笑
初めて自分で調理した時私も、これって食べられるんだっけ?と思った記憶がありましたよ。でもちゃんと調べてみると、とてもアスパラガスには大事な役目を持ってるヒラヒラなんですよ。
アスパラガスって茎のような周りに、ぐるっとヒラヒラした三角っぽいのがついてますよね?はかまは毒ではなかったのです。熊本も美味しいアスパラガスを生産しているので、JAさんや農家さんのお話を調べてみましたよ。
アスパラのはかまは、葉っぱでした
JAグループ 春・夏の旬野菜グリーンアスパラガス 引用元
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=21
アスパラガスの周りに付いている濃い緑色のヒラヒラは、葉です。しかし、この葉には葉緑体がなく、光合成ができません。葉緑体は茎から枝分かれしている細い茎にあって、ここで光合成をして栄養分を作っています。この細い茎を守るのが、ヒラヒラした葉の役割。葉をめくると細い茎(擬葉)の芽があります。
アスパラガスの茎は、春の初めのまだ寒さが残る時期に土から出てきます。寒さで擬葉が枯れないように、葉がぴったり付いて守っています。特に、最初に冷たい空気に触れる先端は、葉を何層も重ねて守っています。
アスパラガスって春のまだ寒い時期に土から生えてきますからね。アスパラガスの先っぽにつれて「はかま」が重なってるのは先っぽが最初に冷たい風とか空気に触れるからだそうです。なるほど。
アスパラガスの「はかま」は毒でもなんでもなくて守り役なので食べても大丈夫です。「はかま」は取らないで栄養取りましょう。あまりに固くて口にかかりそうであれば、皮むき器でひっかけて取ってもいいですね。
アスパラガスの皮むきしましょう。 でも全部は皮むかないでね!
全体が緑色のグリーンアスパラガスですが、お店の料理やお惣菜でななめに切って炒めてあるのとか、見た事ありますか?
緑色の部分は皮をむかずに、残します。でも根元部分は触ってみるとわかりますが、とっても固くておまけに噛み切れないくらいの筋が通っているので、食べにくいです。
触ってみて、根元の固い部分下から5,6cmの部分の外側をピーラーや皮むき器で皮だけをぐるっと一周剥いておくと綺麗だし、炒めたり揚げたりした時に口当たりがいいです。縦に持ってピーラーで上からするするっと皮むきます。
でもアスパラガスってとても鮮度が落ちやすいので、買ってきて数日たってしまったアスパラガスはかな〜り固くなっている可能性もあります。
もし固い部分が多いアスパラガスだったら、アスパラガスの先端を左手、根元を右手で持って、思い切ってポキっと折ってみて下さい。
折れた部分が筋が多い部分と少ない部分の境目です。緑色の部分を調理しましょう。
アスパラのはかまは、美味しく食べましょう
アスパラガスの皮むきってするの? はかまは毒ではなかった!ヒラヒラの葉はいかがでしたか?熊本県もアスパラガスの出荷を頑張っているので、6月に入るとスーパーにも県産アスパラガスが並びます。
私はアスパラガスの根元の皮むきをしてから、ちょっと濡らしラップをして電子レンジで2分チンして、半熟たまごとブラックペッパーをかけてそのまま食べるのが簡単で大好きです。旬のアスパラガスを今年も食べませんか?